「存在」



消える。

「記憶が蘇れば存在も消える。 早く消えたいと思っていた。感情に振り回されるこんな世界、捨ててしまえばいいと思っていた。
 でも、何故消えることが怖く感じるのだろう? 消えたい、キエタクナイ。怖くない、コワい。
全てには終わりがある、得たものはどうせすぐ消えるのだから。 その終わりを、俺は恐れているのだろうか」


オリソニ
byなんて